菌床生しいたけ生産者訪問
気温がぐんぐん上がった昨日13日午後、JAひすい菌茸部会さんからのお誘いで、弊社専務木嶋と担当七澤が上越市の「生しいたけ」生産者を訪問見学してまいりました。
まずは上越市柿崎区の「いまい農場」さんへ。
左が今井昭仁さん。右はJAひすい菌茸部会小杉さん。
今井さんは東京都町田市のご出身。いわゆるIターンの方ですね。いただいた名刺には「お米農家」と。平成7年に当地に来られ、平成9年から米作の作業のない秋冬期だけ「菌床生しいたけ」の栽培に取り組まれているそうです。
小杉さんによると、今井さんのブロック当たりの収量は県内でもトップクラスなのでは、とのこと。栽培方法の細部についてもオープンに何でも話してくださいました。
菌床ブロックは約5000個。すべての作業を一人でやられるとのこと。
「こういう太い茎が逆三角形になってるしいたけが仕上がりがよくなるんだよね。」小杉さんから教えていただきました。
収穫された「生しいたけ」。作業時間は日によって違いますが、だいたい収穫に一時間、パック詰めに三時間ぐらいだそうです。
生産者の方からうかがう栽培についての試行錯誤や、創意工夫についてのお話は新鮮な刺激となります。今井さん、貴重な機会をいただきありがとうございました。
帰路の途中で突然予定を変更。三和区の秋山さんをアポなし訪問することに。同業者つながりで皆さんお知り合い。
50メートル級のハウスがこの場所だけで六本。さらに増設の予定があるとのことでした。菌床ブロックは5万個ほど。でかっ。
右が秋山さん。左はJAひすい菌茸部会斉藤さん。
突然の訪問でしたが快く見学させてくださいました。
りっぱな施設に一同感心。度重なる地震の被害から、堅固な棚を工夫されたとのことでした。
生しいたけとは関係ありませんがハウス外の用水にいた合鴨。気持ちよさそうに鳴いていました。有機米作りに利用されているとの事。
秋山さん、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
同じ品目の複数の生産現場を続けて見学することはとても興味深く、勉強になります。JAひすい菌茸部会のみなさん、ありがとうございました。
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